<日本国憲法の前文>をなんとなく知る

つのぽ~ん!

なんじゃさわがしい。

賢くなりたいよ~う!

あ?

ちゃんぽんおしえて!

…なんでちゃんぽんを知ることで賢くなれるんじゃ?

だってしろうにくんが、教養を身に着けるには日本国ちゃんぽんを知ることが一つの手段だって言ってたよ?

そりゃ憲法じゃ。

そうとも言う。

言わん。
まあよい。たまたま最近学んだ日本国憲法について説明してしんぜよう。
今回は憲法前文を説明していくぞ。

日本国憲法 前文

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

これが日本国憲法の前文じゃ。
この憲法の大前提、基本的な考え方が記されているのじゃ。
なんだか難しそうでかっこいいだろう。

うげ~。
長すぎてめんどくさそ~。

…。
ま、まあよい。感じ方は人それぞれじゃし。
一気にやるとやる気がそがれそうなので、段落ごとに分けて説明していくぞ。

1段落め

まず1段落目について説明するぞ。

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する

小難しいワード

恵沢けいたく:恵みを受けること。めぐみ。
・福利:幸福と利益のこと。
詔勅しょうちょく:天皇の意思を表示する文書のこと。

これはピンクからわかる通り、基本的人権の尊重平和主義国民主権の3つの原理について宣言しているのじゃ。

ふ~ん。

かつての大日本帝国憲法では天皇主権といって、天皇が政治の実権をもっていたため、国民の意見が反映されにくい世の中だったそうじゃ。
現在の日本国憲法では国民主権となったため、天皇に縛られることはなくなったのじゃな。

代表者を通じて、わたしたちの意見でどう生きたいかを決めなさいよってわけね。

ふむ。逆に言うと、いま生きている国民がどんな世の中にしたいかよく考える必要があるの。

★・誰かに縛られることなく自由に生きることができる。
 ・戦争は起こしてはいけない。
 ・国民が主権となるようにする。
ってことね。

続いて、こういった民主主義のあり方を人類普遍の原理とし、これに反する憲法や法律は作ってはいけないということが書かれているのじゃ。

ふむふむ。

2段落め

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

小難しいワード

・恒久:永遠。久しく変わらないこと。
・専制:独断で思うままに事を処理すること。
隷従れいじゅう:付き添い、言いなりになること。

ここでは、国際平和平和的生存権について書かれておる。
★日本は恒久な平和を願い、また国際社会においてもそのようにあるべきだということじゃ。

ここでも平和を願っているね。

3段落め

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

自国中心主義の否定政治道徳の普遍性について言及しておる。
★自分の国のことだけを考えずに、他国と協調していこうということじゃな。

外国とも仲良くしていくことが平和につながるわけだね。

4段落め

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ

以上の考えを守っていこうってことを小難しく言っているのね。

…。
ま、まあそういうことじゃ。

最後に

以上が憲法前文の内容じゃ。
具体的な本文を読み解いていくには、この前文の内容を念頭に置くことが大切なのじゃ。

とにかく平和を目指しましょうってことはわかったわ。
なんだか小難しくて眠くなっちゃった。

そうじゃな、カヌレのおつむじゃ少し難しかったかの?

すべての人にわかりやすく説明できる人こそが賢い人だと思うわ。
じゃ、ありがとね。今日はもうおやすみ~。

…。